「ETC」とは

ETC(Electronic Toll Collection System)とは、
 国土交通省が推進する高度道路交通システムの一種で、ノンストップ自動料金収受システムのことを言います。ノンストップ自動料金支払いシステム」と呼ばれることもあります。
 日本では一般にイーティーシーと呼ばれ、定着しています。(国土交通省は、イーテックという愛称をつけていますが、ほとんど浸透していません。)
 有料道路を利用する際に料金所で停止することなく通過できるシステムで、無線通信を利用して車両と料金所のシステムが必要な情報を交換し、料金の収受を行います。
 日本以外の諸国でも同様の料金収受システムが構築されていますが、ここでは日本のETCについて調べてみます。
 「ETC」、ETCロゴは財団法人道路システム高度化推進機構の登録商標になっています。
 2007年11月現在、累計2,000万台以上の車輌にETC車載機が取り付けられており、利用率は全国平均で70%を超えるに至っています。特に、首都高速道路では、平日で80%を突破しました。

スポンサード リンク

スポンサード リンク

ETCレーン走行時の注意点

ETCレーン走行時の注意点
 ETCレーンを走行する時の注意点に関して考えておきましょう。
 開閉バーは通信不良や車載器・路側機の故障・装着ミスなどで開かないことがあります。また、環状のルートを経由しUターンしたような状態で、最初に入ったICから出るか、進行方向が限定されるICにおいて車両の走行ルートとの整合がとれない場合も開閉バーは開かないことがあります。通信不良については、電波を使った通信なので、マルチパス(車両による多重反射)や混信(ISM機器やアマチュア無線と周波数を共用している)があり、100%確実に通信できることは保証されていません。
 利用規程には、開かない場合に衝突しないように通行するよう定められており、開閉バーが開かずに衝突事故などが発生した場合、開かない原因が運転者に無い場合においても事故の責任は一般に運転者が負う(高速道路会社側は責任を負わない)ことになってしまいます。例えば開閉バーを折損した場合、標準的な物で1本あたり65,000円を請求されることがあります。なお「ETCゲート車両損傷お見舞金制度」のあるETCカードというようなものも準備はされています。

車両損傷お見舞金制度のあるETCカード

ETCレーン走行時、違反行為になる場合

ETCレーン走行時、違反行為になる場合
 安全速度(20km/h)を越えて通過しようとしてバーが開かないために急ブレーキをした場合、違反行為となります。これによって後続車が追突した場合、交通事故の責任(刑事、民事、行政)を問われます(追突した側も同様)。急ブレーキおよび追突をしないためにも安全速度および車間距離の厳守が必要であります。また安全な速度でETCレーンに進入することの他に進入前に何らかの方法で、車載器がカードを認識しているか確認する必要があります。
 料金所の構造によっては、収受員の交代など、人がレーンを横切る場合があり、その際通過する車両に接触、衝突される事故が2001年のETCシステム稼動(導入)以来27件発生しており(2006年現在)、この中には死亡事故も含まれています。ノンストップが特徴のETCレーンに、注意もせず進入する道路運営会社の従業員も問題だと思いますが、このような事故を防止するため、ETCレーンを利用する運転者は前方の車両の動きはもちろん、レーン上に人がいるか、動きがないか注意して通過することが必要となっています。
 とにかく運転者は、ETCレーン付近走行時は、細心の注意を払う必要があります。ご注意下さい。

スポンサード リンク

Copyright © 2008 ETCの概要と走行時の注意点