通夜・葬式の引き出物(香典返し)

お通夜やお葬式の引き出物は香典返しとも言われます。香典返しは四十九日の法事を済ませた後、忌明けの報告と葬儀や法事への参列の御礼を兼ねて行うものです。地域や宗派によって多少の差はありますが、大体忌明け当日から1ヶ月以内に香典返しを行うのが一般的です。気になる金額の相場ですが、頂いた香典金額の半分から3分の1程度の品物を送っておけば無難でしょう。直接手渡さず、宅配便等で香典返しを発送する場合は挨拶状に返礼品を添えてご挨拶とします。また、香典返しを頂いた側はそれに対するお返しはしてはいけません。香典返しの品物には、弔事用ののし紙をかけるのがマナーです。表書きは「志」であればどの宗派でも使えます。水引は黒白結び切りが多用されますが、西日本の一部では黄白が使われます。東北や九州などはまた変わってくるようですので、地域ごとの習慣をよく確認しておくようにして下さい。なお、通常表書きの下に書く名前は、喪主や差出人の苗字のみを表記します。

結婚式の引き出物

結婚式の引き出物は、結婚式に参列してくれた参加者に感謝気持ちを込めて贈るもので、結婚祝いへのお返しという意味もあります。基本的には結婚式の当日に新郎新婦から手渡しでお返しするものになります。結婚式の引き出物の相場は諸説あります。5000円程度といいう人もいれば、料理代の3割という人もいます。地域のよっても変わるので一概には言えません。結婚式の規模によっても変わってきますし、難しいところです。あくまでも一般的なお話し、という事になりますが、金額的には5000円〜10000円、お菓子プラス記念品という構成が良いでしょう。頂いた金額によってお返しを分ける事もあるようですが、そこまで気を使う必要はないと思います。「あの金額出したのにこの引き出物か」と思う人はいません。いたらそんな人間とは縁を切りましょう。2、3000円くらいのクッキーやケーキなどに、7000円〜8000円くらいのティーカップのセット、みたいなイメージでいいと思います。最近はカタログを渡して好きなものを選べるようになっているのもありますが、あれは新郎新婦の気持ちが見えなくて味気ないですね。

引き出物あれこれ

結婚式や法事の引き出物にもらったものの実例を挙げていきますので、参考にしてみて下さい。まず結婚式ですが、1番嬉しいのは「自分では買わないけど、もらうと嬉しいちょっと高めのお菓子」ですね。家族みんなで楽しめますし、食べたら消えるのでゴミにもなりません。最悪の引き出物は新郎新婦の写真入りのお皿。気落ち悪くて使いたくないし、捨てるのも忍びないし。ホントどうしようもない。持ち帰りに困るものも嫌ですね。サラダ油とか。嬉しいんですけど、持って帰る事を考えるとね・・・。途中で捨てていきたくなります。法事の引き出物も、その場で頂くならお茶やのりのような軽いものがいいでしょう。何だかんだで使うものですし、嬉しいものです。宅配便で送る場合も同じようなものでいいでしょう。大切なのは「自分がもらったらどう思うか」という事を考えて引き出物を選ぶ姿勢だと思います。

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