京の町屋には町衆の文化と格式が凝縮されています。京の町屋の物件探しながら京都の街を散策しましょう。京の町屋で宿泊するのも風情があります。
近世から続く京の町屋と町並みを尋ねてみました。
現在と過去が混在する街、京都。
その京の町衆は自分達の町内をお町内と言ってお町内の調和を保つことを心がけてきました。
その調和の中であの美しい京町屋が生まれました。
京の町屋は家々の軒の高さも目立つことなく控えめに抑えることで町並み全体に慎ましやかな美しさを創り出してきました。
京の町屋の中でも最も目につく京格子は、江戸時代後期から流行したと言われています。
典型的な表屋作りの京町屋は、店と母屋をつなぐ玄関前の内庭は吹き抜けになっています。
そして京の町屋には必ずと言っていいほど坪庭が設けられています。
京の町屋の連続する薄暗い部屋から眺める明るい坪庭に、自然とともに暮らしたいと願う京都町衆の願いが垣間見えるようです。
そして京の町屋には立派な「かまど」が座っています。
大阪では「へっついさん」京都では「おくどさん」と呼びます。
京の町屋の奥の前栽に面した主座敷は冠婚葬祭の場であるとともに、お茶や謡、踊りなど親しい者達が集まってその技量を
競い合う遊びの場でもあります。
したがってこの空間にその家の格式や主人の文化度が凝縮されています。
京町屋は京都市中心部の旧洛中一体に多くの京町屋が残っています。
ここら辺りを京町屋の物件を探しながらぶらぶら歩くのも楽しいと思います。
京の町屋の宿泊もあります。かつて色々な商売をしていた名残が見られる京町屋も多いですね。
京都には誇りを持ってかつての商売のなごりを今に伝えようとする京の町屋がたくさん残っています。
京の町屋の基本形は狭い間口の控えめな外観にさまざまな工夫がこらされています。
通風、採光、目隠し、京格子、出格子など。
京格子の垂直の線が外観のデザインを特徴あるものにしています。
そしてバッタリ床机。昼間はこれを倒して商品を並べます。
またバッタリ床机夏には夕涼みや縁台将棋を楽しみます。
「虫籠窓」(むしこまど)も京の町屋によく見られます。
虫籠窓というのは主にシックイ塗りの京町家建築の二階部分に、格子状に開口部付けた窓のことで、
2階から下を行き来する人を見下ろさないために虫籠窓にしたという説があります。
大屋根と庇はともに桟瓦葺きで一文字瓦を使っています。
そして隣の家との境には防火壁の役目もする「そで卯建(うだつ)」が両サイドについています。
京の町屋はよく「うなぎの寝床」と言われますが、とんでもありません。
たしかに間口はせまくても、長い奥行きに様々な暮らしの工夫がされており、
京の町屋の文化がいかに高いものであったかを伺わせます。
京の町屋のくぐり戸の付いた大戸。普段は大戸を開放してお客を呼び込みます。
庇の下には水引框が通されてここに冠婚葬祭の時には幕を通します。
基本的には京町屋の一階の間取りは、入り口から置くに向かって一直線に延びる
通り庭にそって、色々な部屋が配置されて、それがうなぎの寝床といわれる所以なのでしょう。
客用の玄関に対して家族は「かみだいどころ」から出入りします。
表と呼ばれる店の間は客が出入りする公共の空間。
一階部分を上からみると「おもてみせ」から「げんかん」「かみだいどころ」「だいどころ」「おく」
「ぜんさい」「土蔵」と続いています。
のれんの奥に内庭と玄関があります。公家好みの玄関は公家風の接待を最上とした時代の
なごりです。
内庭のおくの「走り庭」は今で言うキッチンです。キッチンには明かり採りと煙を逃がす天窓があり、
井戸、流し、くど、が並んでいます。そこから奥に主人のいる奥の間があって仏間も兼ねています。